デザインは根拠とコンテンツありき

2012/02/20miya1975

どうも今取り組んでいるデザインワークがいまひとつしっくりこないというか、結論が出ない状態。
あれこれ考えていて気付いたのは、結局のところコンテンツがきちんと固まってないのが原因だな、と。
・・・。
当たり前すぎるくらい当たり前のことなんですけど。
実際のところ、「コンテンツは後追い」というケースは多々あります。ある程度枠組みが出来てからの方がコンテンツを考えやすいというのも充分理解できます。
とはいえ、本来「デザイン」というのは「コンテンツ」ありきで、「コンテンツ」があるからこそパーツパーツのデザインに「根拠」を持たせることができる、ということもまた重要なポイントです。
色合いや雰囲気は先行してデザインすることはできますが、細かい作り込みはやはりコンテンツが定まってから行った方が良い結果に直結します。文言を決めることでフォント使いで作り込むこともできます。仮のコンテンツである程度の「サンプル」は必要でしょうけど、サンプルばかり量産するのもあまり合理的ではありませんよね。
「デザインには根拠が必要」と以前どこかのデザインセミナーで聞きましたが、本当にそうだなあと思います。どういう心理的効果を狙ってその色使いにするのか、どうしてコンテンツ部分の横幅をこのくらいにしているのか、どうして写真をこのサイズで載せるのか。どうしてこのフォントを使うのか・・・etc.
ひとつひとつにきちんと根拠を持たせることが、合理的・効果的で美しいデザインにつながる。
と言っても、全部が全部理詰めだとそれはそれで面白みがなくなってしまうので、「何となく好き」というゆるさももちろんあっていいと思いますけれどね。そもそも見る側の評価は基本的に「好き」か「嫌いか」だと思いますから・・・。
「何となくいい感じのデザイン」に「根拠」が備わったら、これほど強いものはありません。うちも、そんなデザインを生み出せるよう精進したいと思います♪

今日のおまけ写真

福岡、ときどき横浜。- ウェブデザイン『MM STYLE』代表の徒然
福岡、ときどき横浜。- ウェブデザイン『MM STYLE』代表の徒然
参考書。

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