契約トラブル

2011/10/10miya1975

うちでは基本的に新規制作案件に着手する際に業務委託契約を取り交わすようにしています(100%ではありませんが)。これは過去に未払いトラブル等を経験したからですが、友人に「契約っていうのはトラブルになった時のためのものであって、トラブルを防ぐものではない」と言われたことがあり、確かになるほどなあと思います。とはいえ「契約を交わしている」という事実がトラブルを防ぐ予防線になることもあるとは思いますが。
まあ、契約を交わすようになったとはいえ実際に「契約ではこう取り決めてるじゃないかー!」なんて契約内容を持ち出してくるようなトラブルになったことはありません。
私が「契約」に対して思うことは、何か問題が発生した時「契約」というのはあくまでも最後の最後の手段であるということ。
もっとハッキリ言えば「契約書」「契約内容」なんてものを持ち出してこないと問題が解決できないのは、人間力の低さでしかないということです。
依頼する側と依頼される側となれば立場だって違うし思惑が100%合致することの方が少ないです。思い違いや温度差があるのもごく自然なことです。でも、それをコミュニケーションによって擦り合わせながら同じ方向に向かっていく。「人と人が一緒に仕事をする」ってそういうことだと思います。
だから、もし何かトラブルが起こったら、まずは人間対人間できちんと話し合いをして、双方納得のいく解決策を見出す。自分の言い分ばかりを主張するのではなく相手の言い分にも耳を傾けて誠意をもってちゃんとコミュニケーションを取る。双方がそうすれば大半の問題は解決するものだと思います。
私が以前トラブルになった相手で、お金を払わないうえに二言目には「契約」「弁護士」「証拠」という言葉が出てくる人がいました。残念ながらその人はずっとそうやって「人として誠意をもって解決する」ということから逃げてきた人なのでしょう。そういう人とは金輪際お付き合いはお断りですわ(^_^;)
人として誠意をもってトラブルを解決できる人でありたいですね。
いや、それ以前に、トラブルにならないように日頃からきちんとコミュニケーションを取れる人でありたい。

$福岡、ときどき横浜。- MM STYLE design lab代表BLOG
先日のU29 Cafe+で、にわかのラテアートのカプチーノをオーダーしたんですが・・・学生さんが
申し訳なさそうに「型が壊れてしまってうまくできませんでした」と運んできてくれました(笑)

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