お金以外のメリットを提供できるかどうか
今回はかなりドライな記事になりますので、最初にお詫びしておきます(^_^;)
ごく当たり前のことですが、私たちは提供した技術やサービス、そして制作した成果物に対して報酬を頂きます。
なので、工数や技術レベルをベースにして自分が提供する技術やサービスに見合うであろう料金を設定するわけですが、多くの場合「お安くお願いできないか」という話になります。お客様の立場からすれば「少しでも良いものを少しでも安く」ということを希望されるのは自然なことだと思います。
ですが、うちでは基本的には制作・開発料金のお値引はしていません。
理由はごくごくシンプルで、「安いから」依頼してくださるのではなく「MM STYLEに作ってもらいたいから」依頼してくださるお客様とお仕事をご一緒したいから。そして、ひとつひとつのお仕事に丁寧に取り組むために充分なスケジュールを確保したいからです。
とはいえ、「値引きはしない」の一点張りで融通が利かないのもどうかと思いますよね(笑)
もちろん、お値引をさせて頂く場合もあります。その理由もごくごくシンプルかつドライです。「制作料金」という形以外で何らかの対価・メリットをご提供頂ける場合はお値引するケースもありますし、逆にご提供頂けない場合は「制作料金」という形で頂戴するしかありませんのでお値引はいたしておりません。
こう書くととっても感じ悪く響きますが、でもこれって当たり前のことだと思うのです。ビジネスであり、人と人とのお付き合いですから、持ちつ持たれつのバランスが取れていないと本当に良い形・良い関係でお仕事をご一緒することはできないです。
私が依頼する立場だとしても同じ。たとえ相手が知人・友人であれ、ご商売をされている人に対して、他に何も対価を提供できない自分がどの面下げて「安くして」なんて言えるのでしょう。
「お金以外の対価」って何も大層なものではなくて、大切なのは「気持ち」だと私は思っています。だって人間だもの。次の仕事に繋がるように人に紹介するとか、ローンチの時にはパーッとクリエイターたちを集めてご馳走するとか、お礼の手紙を書くとか、出来上がった作品を褒めちぎるとか(笑)。結局は相手の誠意や愛を感じることができるかどうか、なんですよね。特にクリエイターって、自分が作ったものに胸を張っていたい生き物だと思いますから。「愛」がなければ良いものなんてクリエイトできません。
私自身、人に何かお仕事をお願いする時に、正規料金をきちんと払える人間でありたいのと同時に、お金以外の対価も提供できる、やって頂いたことに対して少しでも還元できる、そして感謝の気持ちを相手に表現できる人間でありたいと思います。
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プログラマー氏にさくっとプログラムを入れてもらいました( ´ ▽ ` )ノ