持ち物と向き合う

2014/02/17miya1975
人生がときめく片づけの魔法

昨夜の「全力教室」の講師が「こんまり」さんこと近藤麻理恵さんだったので、思い起こして2年前の記事に少し追記して再アップ♪

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片付けコンサルタントの「こんまり」さんこと近藤麻理恵さんの著書、読み終えました^^

人生がときめく片づけの魔法

読書が苦手な私でもサラリと読めました。前の記事で「多分半分くらいは実践できてるんじゃないか」と書きましたが、実際のところは3割くらいかなぁ・・・豪語してすみませんでした(笑)

いくつか印象的だったポイントをピックアップ。

片付けは場所別ではなくモノ別に

「今日はクローゼット」「明日はこの引出し」といった場所別の片付けはNG。同じカテゴリーの物が複数の場所に分散していることが殆どなので、この方法だといつまでたっても分散したままで片付かないから。
例えば衣類なら、家中にある衣類を一ヶ所に集めてから片付ける。そうすることで自分がどれだけの衣類を持っているかを把握できるし、同じようなものをいくつも持っている場合も把握できる。そして、手に取った時に「ときめく」物だけを残す。

「着倒す」「使い倒す」だけがその物の「目的」ではない

ときめく物だけを残す、と言っても「ときめかないけど、捨てられない」物はある。そんなときは自分にとってのその物の役割を考えてみる。

例えば、お店で見てときめいて買ったけど、実際はあまり似合わなくて殆ど着ていない洋服。すべての洋服が「着倒されるため」に自分にもとにやってきたとは限らない。買う時にときめきを与えてくれたり、自分にはこういう洋服は似合わないと教えてくれるのがその洋服の役目だったのだとしたら、もうその洋服の役目は終わっているのだから、「ありがとう」と言って処分すればいい。

衣替えをしなくていい収納法にする

今の世の中、大抵の場所は冷暖房も完備されているし「1年のうち少しの期間しか着ないもの」なんて冬のコートやファー、マフラー類くらいのもの。衣替えは面倒だし、面倒さゆえにシーズンを逃してしまうくらいなら、最初から衣替えしなくていいようにオールシーズンのものをまとめて収納したほうが合理的。

物と向き合うことで自分に必要な物事が見えてくる(特に共感!)

終盤に書かれていたこと・・・物を捨てられない原因は突き詰めていくと「過去に対する執着」か「未来に対する不安」のどちらかしかない。その「過去に対する執着」と「未来に対する不安」と向き合うことで、今自分にとって本当に大切な物が見えるようになり、自分の価値観がクリアになるので、それ以降の人生の選択に迷いが少なくなる。

この考えにはすごく共感。なるほどな~と思うポイントが多々ありました。書いてあることすべてを鵜呑みにするというスタンスではありませんが、私もこんまりさんと同じく「捨てるのがもったいない」よりは「不要な物のために家賃を払うことの方がもったいない」と日頃から思っているし、根本的な考え方というか価値観の基準が似ているな、と思ったので、実践したいことがたくさんです。

「物が多い」ことが豊かさなのではなく、「少量でも本当に好きな物だけを持っている」ことが豊かさ。これは人間関係と同じかなぁと思います。広く浅く沢山友人知人がいることが豊かさなのではなく、人数は少なくても本当に信頼し合える友達付き合いができることが豊かさなのだと思いますから・・・。

追記「物を捨てない=大事にしている」とは限らない

私自身、物の買い替え、入れ替えはかなり頻繁にする方ですが、それは決して「物を粗末に扱っている」「大事にしていない」というわけではなくて、ひとつひとつの「物」に対する思い入れは人一倍強い方だと思うし、大切に扱っています。

ただ、「所有し続ける」ことに対する執着はないので、お役目終了だと判断したらスパッと手放します。

まあ、それを「粗末に扱う」と見なす人もいるでしょうが、私の中ではそれは違うのよー。「どれも大事」「どれも勿体無い」「どれも捨てられない」といって溜め込む人ほど、実はひとつひとつの物を大切に扱ってないと感じます。

人にはそれぞれその人のキャパシティ(管理できる物事の量)があり、それを超えた物事は管理しきれないのは当然のことなので、自分のキャパに収まるように、本当に必要で大切な物(事)だけを残していくべく自分なりの優先順位を持って取捨選択していくことが大事だと思います。

「片づけで人生は変わる」とこんまりさんはおっしゃってますが、本当に、物の片づけって人生の色んなことに通じてますよね♪

  


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