自分の目の前にいる人は自分を映す鏡。

2011/12/04miya1975

常々思っていることですが、自分の周りにいる人、自分の目の前にいる人って自分自身を映す鏡なんですよね。
目の前にいる人の自分への接し方が良くないとき、つい「この人、感じ悪い!」と相手に対してネガティブな印象を持ってしまいますが、実際は、まず自分がその人に良くない空気を発していることが原因だったりするものです。
でもやっぱり、嫌な態度を取られたり非常識な対応をされたりすると、「自分に原因があるのかも」という想いを忘れて相手のせいにしてしまいがちですよね。
実は、どうしても相手の対応が腑に落ちなくて、暫くの間お仕事をご一緒するのを控えていたクライアントがいました。何が腑に落ちなかったかと言うと、兎にも角にも「レスポンスがない」こと。特に納品後に受領の連絡すら頂けず、納品したら「受け取りました」「確認しました」の連絡も一切なくそのまま音沙汰なし、ということが立て続けにありました。
労いの言葉とまではいかなくても、やっぱり案件の最後の最後に〆の一言くらいは欲しいよね。私としても、急な依頼でスケジュールをやりくりして急ぎで対応したりもしたので、やっぱり気分の良いものではありませんでした。
でも、最近になって考え方を少し方向転換しました。
そのクライアントの対応が非常識であることに変わりはないと思います。でも、相手にそういう対応をさせてしまった自分の力のなさでもあるわけで。
その人にとって、自分はそういう対応をしても平気な存在でしかなかったということ。
よく拝見しているブログに書かれていた言葉・・・
「紹介が少なく、いつも新規のお客様を追っかけなければならない状況というのは、客観的に見て技術(デザインも含めて)が大したことないとお客様本人も周りの人からも判断されているということ」
上記の言葉はウェブ業界の話ではないのですが、当然ながら私たちの仕事にも当てはまります。
他のお客様を紹介して頂けるか、リピートして頂けるかということも当然自分の仕事ぶりに対する評価ですし、お客様が自分を尊重した態度を取ってくださるかどうかも、自分の仕事ぶりに対する評価なんですよね~「この人を逃したら困る」って思われる存在であれば、相手もきちんとした対応をしてくれるはずですから。
相手の立場や重要度によって対応を変えることの良し悪しはまた別問題として、仕事をご一緒する人に人として尊重して頂けるだけの自分でいたいものです。人を変えるにはまず自分から。鏡の向こう側に映るものを変えるには自分を変えるしかありませんからね♪

$福岡、ときどき横浜。- MM STYLE design lab代表BLOG
トリミング直後のまるきち。可愛く撮れたけど、iPhone画質・・・残念!

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