Facebook、Facebookと騒いでるけど

2011/01/20miya1975

去年の秋あたりからいち早くFacebookを始めてハマっている人達から、
これからはビジネスをする人はFacebookをやらないと
ファンページがあればもうホームページなんていらなくなるかも
という声が聞こえてきてますが、正直なところ、まだ私はそう言い切れる状況だとは思えないんですけどね^^;。Facebookにどっぷりはまって常駐していると、確かにFacebook上で色んな情報もタイムリーに得られるし色んな人と交流できるし、その世界がすべてのように思えてくるかもしれませんが、もっと周りを見渡してみると、FacebookどころかTwitterやミクシィもやってない人、登録だけしてるけどあまり使ってない人、そもそもそういうものに興味のない人だって山ほどいますからね。
確かに、映画「ソーシャル・ネットワーク」が公開されて、メディアでもFacebookのことが取り上げられるようになってきたけど、今のところFacebookを取り上げてるメディアって殆どがビジネス系のテレビ番組だったり雑誌だったり。それを見てFacebookに参入してきている人の多くが、そこで何かしらビジネスに繋げたいと思っている人、つまり「供給」側の人だと思うんですよね。
それだと、商圏としてはまだまだ成り立たないと思います。
友人が言った「客の居ない百貨店みたいなものだね」という言葉がドンピシャ。
アメリカにおけるFacebookのように、あるいは日本のミクシィのように、「供給」側ではなくて「需要」側のユーザーがもっと増えないと、どんなにファンページを作っても、それが活かされません。
もちろん、これから「需要」側のユーザーが増えてきたときのために、今からファンページを用意しておくことは必要だとは思います。ファンページへの「いいね!」が25人を超えるとファンページのオリジナルURLが取得できます(デフォルトでは"http://www.facebook.com/pages/XXXXXXX/123456789123456"のような番号が付いたURLですが、25名を超えると"http://www.facebook.com/MMDesignLab"のようなURLを付けることができます)ので、そのあたりは早い者勝ちですしね。
うちもファンページのアイコンとWelcomeページ用画像の制作、ファンページへの組み込みは承っています。料金はこの記事で紹介しているようなサイズ・情報量の画像制作+組み込みで約5,000円です。
でもやっぱり、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアがすべてではないと私は思ってます。「そういうものには疎くて付いていけないけど、何かお店や商品を探す時はGoogleで検索してウェブサイトやブログを見て選ぶ」という人だって大勢いらっしゃいますし、当たり前ですがそういう人々にソーシャルメディアを強要することはできません。ソーシャル以外のマーケットの重要性はこれからも続くと思うんだけどなぁ。
騒がれているからといってソーシャルメディア一色、ではなく、もっと広く見渡して客観的にベストなソリューションを見い出してクライアントにもご提案することが大切だと思います。ウェブサイトを制作しようか…という場合、その多くは販促や集客という目的があり、そのためのソリューションを提案するということにはクライアントの事業に対する責任が伴います。自分の周囲の狭い世界だけを見て偏った考えをクライアントに押し付けてしまわないようにしたいですね。

MM STYLE design lab official blog

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