ノウハウを提供するということ

2011/04/17miya1975

私たちのような制作者は、主に依頼された制作作業に対して料金が発生するわけですが、実際は制作作業や制作物に対して料金が発生するというよりも、そのために必要なノウハウ・技術の対価として料金が発生するものだと私は思っています。ウェブ制作に限らず、専門職・技術職は皆さんそうだと思います。
ですので、「制作や更新作業は依頼しないけどやり方を教えてもらう」場合でもその対価は発生します。メールや電話でやり方や手順を教えてもらうのはタダと思って気軽に聞いてこられる方もいらっしゃいますが「コストを掛けられないから作業は依頼せず自分でやるのでタダでやり方を教えて」なんて通用しませんよね(^_^;)実際に制作してもらうにしろ、やり方を教えてもらうにしろ、プロにノウハウを提供してもらうという意味では同じです。そのためのコストを掛けられないのであれば、やり方のリサーチや習得から含めてご自分でやって頂くしかないと思います。
もちろん、お付き合いのある関係で食事の席や雑談の中でそういう話題になったときに情報をシェアするのは全然構いませんけどね^^;
うちはWordPressでのサイト制作のご依頼が比較的多く、新着情報など記事の更新はクライアント自身で行われるケースも多いので、その場合はそのクライアント専用の更新マニュアルを有償でご提供していますが、最小限の制作料金で保守管理契約もマニュアルのご依頼もなしで「分からないことがあったらその都度メールで教えて」と言われたことがあります(´・_・`)
そういったサポート対応を無料でしてくれる業者さんもあると思いますが、そういう業者さんは制作料金の中にあらかじめそのサポートコストを含めているということです。ウェブ制作を依頼して来られる方は殆どがご自身でご商売をされている方です。ご商売をされていてお金の回り方を理解されている方であれば言われなくとも予想のつくことだと思うのですが^^;
まあそういったサポート対応も最初から想定に入れて制作料金を設定しないとダメということなんですけどね(^_^;)単純に制作料金=制作作業にかかるコストという算出の仕方はとっても危険ということです(笑)

福岡のWEB屋♪MM STYLE design lab代表ブログ
先週、こちらのオフィスに打ち合わせで伺った時にバラの花を頂きました( ´ ▽ ` )ノ ありがとうございます!

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Prev Post Next Post